ケーススタディ

大手電機メーカー(日本企業)

国際物流支援サービス

案件内容

インドネシア現地での内陸輸送スーパーバイザー業務

荷主・顧客企業のご要望や課題
日系大手電機メーカーおよびそのグループ会社が、インドネシア共和国政府からスマトラ縦断マイクロ波通信回線の建設工事を受託した(1970年代初頭。)

国家レベルの当大規模プロジェクトにおいて、現カーレントサービスの母体である協和梱包運輸㈱は、インドネシア現地の内陸輸送に関するスーパーバイザーに抜擢された。

当時、インドネシア現地の交通ルートや道路状況などの情報を十分に得ることができない状況の中で、今回の内陸輸送は山岳地帯への輸送が求められるということもあり、製品の安全性や作業の確実性に直結する輸送品質が非常に不安視されていた。

弊社の解決方法
協和梱包運輸の日本人スーパーバイザー(自社社員)は、プロジェクト全3フェーズの中で、内陸輸送業務の実施期間である2年弱の間、インドネシア現地に駐在し、当業務を担当した。

スーパーバイザーは、現地の物流管理会社と連携し、ジャワ島とスマトラ島で約50箇所にも及ぶ全工事現場への輸送・搬入に逐一同行しながら、現地の輸送実働チームに対し、スケジュール管理、輸送品の件数チェック、製品のハンドリングに関するアドバイス等を行った。

プロジェクト期間中、天候の悪化による輸送スケジュールの見直しや、慎重な取り扱いが求められる製品の運搬方法、車両での運搬が困難なサイズの製品の輸送対策など、現地の物流管理会社へ積極的な提案を行った。

結果
輸送時に発生する想定外の問題にも柔軟に対応しながら、全ての工事現場へ通信機器、建設資材、ケーブル類の輸送・搬入を滞りなく完遂させた。
当プロジェクトでの成果が高く評価され、顧客企業から社長名の感謝状が贈られた。

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