日系検査装置メーカーが、製品の販売先である台湾企業に対して、台湾国内での内陸輸送費低減に関する提案をしたいと考えていた。
台湾企業からは、既存の物流協力会社(日系物流企業であった)よりも安価で、かつ、質を下げないサービスの提供が求められていた。
日系装置メーカーは、製品の販売先である台湾企業に対して、カーレントサービスの国際物流支援サービスを活用することを提案した。
カーレントサービスは、台湾の協力会社である世聯倉運股份有限公司(CTW Logistics Corporation)との協業により、検査装置計36台の輸送・梱包・搬出入作業について、より安価な見積り(台湾ドル建て)を策定することができた。
実施作業の範囲は以下の通り。
-台中⇒台南のトレーラー輸送
-輸送時の固定用部材(座)の製造
-台中工業区および台南科学工業園区での装置の搬入出作業
-台南⇒竹南/路竹/台中へのトレーラー輸送
計36台すべての出荷完了まで3か月を要した。台湾現地では、カーレントサービスの管理者(台湾出身者)による案件管理の下、輸送事故などが発生することはなく、予定通り案件を完了することができた。